麻瀬憧庵                                 


Q音響補正ボックス2


 天井のコーナーへの処置があまりにもすごい効果を上げたので、調子に乗ってさらに反対側の天井にもぶら下げてみることにしました。
補正ボックス1

補正ボックス2

補正ボックス

補正ボックス4
廃材を利用して、吊り下げるだけで3面のホーンができるような物をつくりました。
これは天井面に初めから傾斜を付けた物で、左右の面と天板の延長線が全て天井のコーナーに向かうようにします。セッティングも比較的簡単で微調整だけでうまくいきました。

音響補正ボックスの設計図はコチラ

効果の程は・・・・これまたはっきりわかるほど向上しました。反響音もさらに増加しました。
音場の出現だけでなく、音のクウォリティーそのものが上がりました。瑞々しくなり、音そのものの奥行き感まで出てきました。
ひとつの音の周りにオーラのように響きが広がって行き、部屋の中に音が溢れています。音の洪水です。

ピアノの音など昔と全く違います。左手の和音が右手とかぶらずにはっきり聞こえます。左手の量感不足もなくなりました。鍵盤の上を指がスライドしている様が見えます。一つの鍵盤から出た音が一気に部屋中に広がっていき、その音に包み込まれてしまいます。

もう一つ激変したのがコーラスです。昔は壁に張り付いて聞こえるか、スピーカーそのものの中で歌っているように聞こえるかということが多かったのですが、今ではその立つ位置がはっきりとわかり、自然で生き生きと聞こえます。
センターから出ている場合でも、メインボーカルの後ろに位置しているその距離感がはっきりとわかり、かぶることなくしっかり分離して聞こえます。

弦の音も激変です。弾いている位置までの距離感だけでなく、其処からスタジオの後ろの壁までの距離感まで表現されます。従って、まるで空中に浮いているような感じで聞こえます。50数年前のモノラル盤でもそう聞こえます。
シンバルも同じです。チリチリした余韻が目の前を漂うように聞こえます。

という事で、この状態でしばらく楽しんでいたのですが、そのうち少し気になる事が出て来ました。

        この項『Rスピーカースタンドの欠陥発覚』に続く
                                                     2012年12月3日・記

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