まずは分解。表のホーン 部は見えているネジ(4 本)を外せば簡単に取 れ るのですが、注意し なければいけないのは、 内側のディフューザーは 裏から止まっているという 事です。 |
裏の銘板をカッターの刃 先を入れて取り外します。 |
裏には接着剤を塗った 跡がありました。 以前の持ち主が取り外 したのでしょうね。 まさかダイアフラム交換 されてないだろうな。 |
この真ん中のネジが表の ディフューザーを止めて いるネジですので、これ を緩めないで無理やり ディフューザーを外そうと するとダイアフラムも一緒 に回ってしまい壊れます。 |
部品点数はこれだけ。 非常にシンプルですね。 |
一応純正のままのようで すが、V字の凹み部分に ディフューザーから剥れた 細かい塗料の粉が沢山 落ちていました。これが 耳障りな雑音の原因 かもしれません。 |
もう片方のダイアフラムに はかなりな凹みがありま した。気をつけないとドラ イバーが強力な磁石に 吸い寄せられて傷を付 けてしまうんですよね。 |
ダイアフラムを取り外すと ボイルコイルが入るギャッ プが現れるので、この中 も清掃しておきます。 ここで絶対してはいけな いのが、内側の磁石を 取り外す事。一瞬で 磁力ゼロになります。 |
こちら互換品。 ここで気になったのが内 側のスペーサーの幅が 純正品より狭い事。 おそらく純正品より動き が渋く、こうしないと 同じ 能率が得られないのでし ょう。 |
どうしようか迷ったのです が、同じスペーサー幅に した方がひずみの点で は有利ではないかと思 い、同じ位の厚さのボー ル紙を丸く切り抜いて貼 り付ける事にしました。 |
あとは極性を合わせて 裏のボイスコイルを傷つ けないように磁石のギャ ップに入れ端子をハンダ づけします。 |
ディフューザーを載せ、裏 からネジを差し込み仮 止めします。 |
外側のケースを留めた ら、ディフューザーの向き を合わせ、裏のネジを締 め固定します。 銘板を接着して完成。 |
今まで裸のままスピー カー上部に置いていたの ですが、今回いい機会 なのでツィーター用のキャ ビネットを作りました。 |
前面はちょっと下向きに なっています。試聴位置 の耳に向かってスピー カー軸が真っすぐ伸びる 角度です。 |
こんな感じに仕上がり ました。 その後、黒のスプレー塗 料でスピーカ本体共々 着色しました。 |