アンプ交換 CP660 を CT8150へ
AMCRON(CROWN)CT875を導入したことで、アンプにおけるSN比という物理特性の重要さを再認識した為、同じアンプで低音部のSN比も向上させてみようかと思いました。
但し、ウーファーとミッドバスは
BTL接続(こちらを参照)という方法で再生していましたから、このBTL接続で得られるメリットを全部捨てなければいけなくなる事を考えちょっと躊躇したのですが、とにかく実験という事でヤフオクで探したところ、同じシリーズで出力の大きい
CT8150という100W×8チャンネルのパワーアンプを手に入れることが出来ました。
早速音出ししてみたところ、BTL接続をやめた事によるデメリットは全く感じられず、低音部の力強さや塊感に変化はありませんでした。
逆に、中音部に残っていた少々の粗さが消え、滑らかで繋がりの良い音に変わりました。
BTL接続云々以前に、アンプの持つ諸特性の向上が音の向上に大きく働いたのでしょう。
スイッチング電源アンプというピュアオーディオファンには受け入れられないアンプでありながら、S/N 110dB、 THD(高調波歪率) 0,05%以下という物理特性の高さは伊達ではないという感じですね。
もうアンプに関してはこれが最終ラインアップとしてよい感じですね。
壊れない限りこのままで行くことになるでしょう。
2023年9月1日・記