キタ〜!! 検証報告
このホームページを作った第一の目的は、理想の音を求めて試行錯誤しているオーディオファンの皆様に、部屋の音響を改善する事により劇的に音が良くなるという事をお伝えする事であり、お金も殆んど掛からない試みとして、部屋の8つのコーナーの手前に音響補正ボックスを設置するという方法をお知らせする事でした。
小保方何某のSTAP論文ではありませんが、本人が言っているだけでは信憑性に乏しく、他の方がそれらを検証実験してくれ、同じ結果が現れる事により仮説が真実に昇華する訳で、そういう方が現れてくれることを期待しつつ過ごしてきたのですが、ついに、そういう方が現れて下さいました。
という訳で、待ちに待った検証報告の一部始終を、ご本人様の許可を頂きましたのでここに掲載させて頂きます。
2014年7月24日・記
ファーストメール
はじめまして、◎◎県に住む○○と申します。突然のメールすみません。
今回メールしましたのは、HP内にあるマイホビー項目のS音響補正ボックス3がとても気になってしょうがないからです。
なぜそんなに気になるのかと言いますと、僕の趣味は音楽鑑賞で、プロケーブルさんにもお世話になっていて、今度例のSPスタンドを購入しようと考えていました。
安いものではないので、資金がたまったら購入しようとしていました。たまたまSPケーブルの事でネットを見ていましたらこちらのHPに出会いまして、S音響補正ボックス3をみてこれなら作れる!と思いました。(職業は大工です)
安くできそうなので・・・。
このボックスを部屋の隅にセットしたらスピーカーはどのようにセットするのが好ましいのでしょうか?
このボックスがあればプロケーブル仕様スタンドは無くてもいいのでしょうか?
いきなりの長文申し訳ありません。
私の返信
○○様、はじめまして、こんばんは。東京在住の塚本と申します。
ご連絡ありがとうございます。 返事が遅くなり申し訳ありません。
当方のホームページ内の記事に興味をお持ち頂き大変ありがとうございます。
元々、35年程も続いて来たオーディオの苦しみから解放された喜びを、同じ趣味をもつ方々と分かち合いたいと思い作ったホームページですので、この様なご質問を頂けるのはとてもうれしい事です。
私がプロケーブルのサイトを初めて見たのは7年程前の事だと思いますが、あまりにも煽情的な書き方と論理的な解説には触れない内容から、胡散臭いサイトだなと思ったのですが、騙されたつもりでベルデンのラインケーブルを購入した事からあれよあれよという間に劇的な進化を遂げて今に至ります。
お尋ねの『音響補正ボックス』は、まさしくプロケーブルのスピーカースタンドに触発され、建築資材を利用してあのサイトに書いてある通りにセッティングした結果から、何段階かのひらめきと実験を経て到達した物です。
そこら辺はOからS迄に詳しく書いてある通りです。
あのスタンドを購入予定とのことですが、Rに書いてある通り、斜め上に向けてセットする弊害が顕著に現れます。
ただ同時に音場が眼の前に現れ、その効果がでかいので、マイナスの部分は初めのうちは気付きにくいかもしれません。
現在お使いのスピーカーがどのようなものか存知あげませんが、もしあのサイト推奨のSRスピーカーの様なバイラジアルホーンを高域に使用した物の場合(私もそうなのですが)、軸から左右側の周波数特性を一定に保つ為、上下の特性を犠牲にしていますので、ホーンの軸があのように斜め上に向かうセッティングの場合、高域特性が極端に悪化します。
その結果、出現した景色がチョット奥に引っ込んだ状態になります。
クラシック等をお聴きの方は、かえって良い音場感かもしれませんが、ジャズやロック等、目の前で生々しく鳴って欲しいとお考えの方には不満に思える聴こえ方だと思います。
それと、はっきり言ってセッティングが大変です。
適当に始めたら、完成まで相当苦労すると思います。とりかかる前にち密な計算が不可欠です。
その上、ちょっとの事ですぐ位置がずれます。
あのサイトでも、その後、ソルボセインのなんたらいうのを売り出しましたが、そんな物を使ってもおそらくずれまくりでしょう。
私はスピーカーの底に金具を取り付け、それにスタンドの頭の部分をかませて、づれない様にして使っていました。
あのスタンドの特許申請書類をネットで見たのですが、あのように置いてスピーカーのサイド面をコーナーの頂点の延長上に置きストレートホーンとして使用する事により、定在波の発生を抑えるという様な事が書いてあったのですが、あの効果が表れる原因は定在波の抑制とは全く関係ありません。
オーディオにおいてよく定在波の問題が語られるのですが、スピーカーから出る音波に影響を与えているのは、左右、上下、前後の壁間に存在する定在波ではなく、部屋にある八つのコーナーから部屋の中心に向かって放射される反射波なんだと思います。
特にスピーカーの後ろ側の上下の四つのコーナー。ここからの放射波はスピーカーから出る音波と向かう方向が同じですので、この二つの音波が合成されてしまうのですが、その時、リスニングポイント(具体的には左右の耳ですね)までの距離の違いによる位相のずれが生じ、その結果、足し算される周波数と引き算される周波数ができ、たとえスピーカーの周波数特性がフラットでも、実際耳に到達したところでは激しく凸凹状の特性になってしまいます。
ここら辺は、『H音が消える』、『I音場の出現』に詳しく書いてありますのご一読下さい。
ホームページに書いてありますように、私の部屋には天井側に4個、床側にスピーカーの後ろに2個の音響補正ボックスを設置してありますが、特に効果を及ぼしていると思われるのはスピーカーの後ろの上下4個だと思います。
スピーカーの後ろの床側の2個のボックスだけでどれほどの効果が表れるか、あまりたいそうな事は言えないのですが、初めプロケーブル仕様のスタンドで感じた位の効果は出るのではないかと思うのですが。
幸いな事に、ご職業が大工さんだという事ですので、この床置きの方はあっという間に出来る様な物ですので、是非実験だと思い作ってみて下さい。
はたして、他の方にも同じような効果が感じられる物なのか、私としても大変興味があります。
何人かの方に同じようなメールを頂き、このボックスにチャレンジしてくれるように返信したのですが、試してみましたという話はまだ聞いておりませんので、結果が出ましたらその効果の程をご連絡頂けましたら幸いでございます。
設置方法に関しましては、Sに貼ってある4枚目の画像の様に、このボックスの横の面の延長線上にスピーカーの横の面が来るようにセットして、大きなストレートホーンを作り上げるのがよろしいのではないかと思っております。
オーディオを趣味にしている人間に顕著な特徴として、少しの効果をかなり大げさに語ってしまうというのがありますから、私のホームページのOからSに書いてある事もそのように受け取られてしまうとは思うのですが、自分としては別に誇張したつもりも無く、それ位劇的な変化をもたらしてくれる物だと思っています。
これを設置して効果が出た場合、まず初めに感じられるのは、音が良い悪いではなく「ん?、なんか変?」て言う様な物です。
脳が初めて聴く音(というより音場)に戸惑っているのだと思います。
そのうち、その違いに徐々に気付くうち、驚きと喜びが湧き上がって来ると思います。
又、上手く行った場合、音が今までより小さく聞こえると思います。
アンプの目盛りで言ったら一目盛位上げないと前と同じ音量に聴こえないかもしれません。
それは、先ほど書きましたように、合成された時にピークとディップが出来、そのピークの部分で音量感を感じていた物が、ピークが無くなったせいで音量が下がったように聞こえるのです。
そしてそのピークが無くなったおかげで、ピークに邪魔され今まで聴こえていなかったディップ部分の音を脳が感知する事が出来るようになり、その結果、録音エンジニアが音源に封じ込めた音場が頭の中に再現されるようになるのだと思います。
以上の二つの現象、あるいはそのどちらかが現れたら、多少なりとも効果が表れた事ですので、更に事を進めてもらえば(さらに他のコーナー用に作るとか、スピーカーの焦点合わせをシビヤにやるとか)、必ず良い結果が訪れる事と思います。
それでは、又何かありましたら何なりとご質問頂きます様、結果報告共々お待ち申し上げますのでよろしくお願い申し上げます。
第二通
こんにちは、お世話様です。○○です。
35年ですか、大先輩になります。僕はまだ30代です。ですのでまだオーディオに莫大な投資はしていません。
とても丁寧な返信本当にありがとうございます。
僕も目の前で歌う方が好きです。
で、さっそく今日仕事の合間に廃材を利用して作り出しました。
角度は設計図同様ですが、コンパネが無かったものですので集成材の半端で製作中です。なので材の厚み等変わっています。
内部のグラスウールはギュウギュウに詰めるのかふわっと入れるのかどうでしょう?
底板は特別コーナーに向かわずとも平らで良いですかね?
スピーカーの設置は画像のようになるということですね?
質問ばかりですみません。
私の返信
○○様、こんばんは。塚本です。
返事が大変遅くなり申し訳ありません。
あのう・・・、35年というのは、苦しんだ期間です。
プロケーブルのサイトを見つけて以降の7年間は、楽しく、嬉しく、感動の充実した年月でした。
という訳で、もう42,3年もオーディオに没入してきました。
といっても、独身の頃はそれなりにお金をつぎ込んだり出来ましたが、所帯をもってからは、そちらに回せる余裕は全くなく、昔買った物をいじりまわして楽しんできました。
ですので、もうこれ以上の音を出すのは無理だろうと諦めかけていたのですが、プロケーブルのサイトを知ってからは眼から鱗の連続。
お金をかけずによい音が出せるという事を初めて知った次第です。
でも、35年苦労してきて、それなりの知識をため込んでこれたので、あのサイトに書いてある事の正しい部分だけをピックアップする事が出来たのではないかと思っています。
さて、返事が遅れた理由なのですが、実は、昨晩実験をしてみました。
今うちの部屋に設置してある『音響補正ボックス』を、全部取っ払って試聴してみました。
一聴すると、あらっ? 以外といい音。
でも次の瞬間、だんだんと粗が見えて来ます。
音が賑やかで荒々しい。フォルテの部分ではとげとげしい刺激的な音になる。
音の輪郭が分かりにくくなり、音に立体感が無くなり、音場にも奥行き感が少なくなり、前後が大分詰まってくる。
そして、やはり、ピークとディップが出てくるんでしょう、高音部分のピークが強調されるので、全体的に音が上ずって来て、声等でも中身が薄く軽い声になってくる。
でっ、ここから、また一つづつ(左右二つづつです)『音響補正ボックス』を設置して行きました。
まず最初にスピーカーの後ろに床置き型を置いてみた所、あまり劇的な変化は生じませんでした。
どうしても、取り払う前の一番良い状態の音と比較してしまいますので、そこには戻らずちょっとがっかりしました。
でも、確実にクオリティーは上がったと思える音になっています。
荒々しく、とげとげしい音はだいぶまろやかに変わっています。
音自体の存在感もアップした様です。
次にスピーカーの上の天井部分のボックスを設置。
するとまた同じように音質が上昇。
音の輪郭がすっきり、くっきりしてきて音にコクが出て来て重量感が増してきました。
音と音の空間のすっきり感も増し、全体的な立体感がアップ。
そして最後に後ろの天井部分のボックスを設置したところ元の音に戻りました。
ピークが無くなったせいで、荒々しさが消え、音の厚さが前後方向に増し、音全体が卵のようにしっかりした立体物に感じられます。
ギターの弦の周りに余韻(反響音、残響音)が漂い、それにより、その場に楽器が浮いているように感じられます。
全ての音の余韻が増え、音と音の間の空気が澄んで来て、生々しさがアップし、音場感も更に感じられるようになります。
ホームページのOからS迄にボックスを増やしていくたびに音質が向上していく様を描いたんですが、今回の実験であらためてそれを確認しました。
ちょっと意外だったのは、リスニングポイントの後ろ側の天井に設置してあるポックスの効果がことのほか大きかった事です。
スピーカーから放射される音波とは逆方向の音波ですので、直接には干渉しないはずなんですが、このコーナーからの放射波はスピーカー側のコーナーに向かいますから、この音を三方向に振り分けてやる事は結果的にスピーカー側のコーナーからの放射波を抑える事に繋がっているのでしょうね。
従って、この3ヶ所のボックスそれぞれが同じような効果を生み出しているようです。
つまり1か所では三分の一の効果しかない得られないようです。
あのプロケーブルのSPスタンドをまねてスピーカーを設置してから、更に自作のボックスを足して行った時に、今回と同様に音質アップが感じられた訳ですので、私的には、スピーカーの後ろの床に置くボックスでプロケーブルのSPスタンドと同じような効果を得られるのではないかと思うのですが、更に他のコーナーに設置していき、最終的に全コーナーに設置する事が出来れば、最高の音が得られる事でしょう。
グラスウールの量に関してですが、多い方が良いとは思うんですが、あまり問題にする事はないと思います。
底の部分は、床置き型は平らに作ってニ方向に音を逃した方が、良い結果が得られるのではないかと思っているのですが。
つまり、底から出る音波はスピーカーの下の空間から前に出てきてしまいますので、スピーカーから出る音に干渉してしまうのではないかと思うのです。
スピーカーの置き方は、送られてきた画像の様で良いんですが、出来るだけ、コーナーから離して、つまり手前に引き出して置いた方が、コーナーからの放射波のエネルギーは小さくなりますので良いと思います。
という訳で、『音響補正ボックス』とスピーカーとを繋げて設置することにはこだわらない方がよろしいかと思います。
スピーカーを置く場合に重要なのは、高音用のスピーカー(ドライバーとかツイーター)の高さが耳の高さに来る事ですので、場合によっては脚を置いてその上に置くという事が必要になると思いますが、その場合、『音響補正ボックス』とスピーカーの横の面の高さは揃わないと思いますので、そういう点から言っても、繋げる事にあまり意味が無くなるかもしれません。
うちのスピーカーも出来るだけ前に設置してあり、ボックスとは20cmくらい離れています。
しかし、さすがプロですね。
もう取り掛かっておられるという事で、あっという間に出来そうですね。
形や厚さはどうでもよいことです。
ただ左右の面の延長がコーナーに向かうように設置する。これだけです。
それでは、又ご報告をお待ちしておりますので、よろしくお願いします。
第三通
お世話様です、○○です。
box完成しました。(画像は途中です)明日設置してみようかと思います。ですがこれがそう簡単にはいきませんです・・・
まず、ベッドを分解してゴミに出して、折りたたみ式のベッドを組み立ててスペースを確保した後、オーディオ機器等の配線を全て抜いて東面から南面へ大移動してからの設置になります。部屋は8畳です。
で、今日は天井吊り用BOXを作り始めました。
ここで問題が・・・スピーカー上の右角にエアコンが付いていて邪魔してます。
エアコンをかわして若干前方に吊ると、ストレートホーンの中にエアコンの角があるという感じになります。
これでも効果があると思われますか?
取り合えず後方用を作っています。
そうですか、一度すべて取っ払ってみたということで、
以外と良い音でしたか。でもそれはダウントランス、音の焦点合わせ、ノイズ対策等しているから良い音なのは当然だと思います。
僕は今、この↑状態です。確かに良いです。ですが立体感などまだまだです。
BOX設置でどう変わるのか楽しみです。
|
という訳でこの様な画像が送られてきました。
さすが本職は違いますね。
角もちゃんと削られています。
がっ、これを見ているうちに、「あっ、そうだ」 っと閃いてしまいました。 |
私の返信
こんばんは、塚本です。
おお〜!、さっすが、プロ〜!!
素晴らしい出来ですねぇ〜。
接合部の角度もちゃんと出すのはプロとして当たり前の事なのですね(感嘆)
天井用も作ってらっしゃるとのことで、素晴らしい行動力ですねぇ〜
でっ、この画像を見ていて思ったのですが、天井部もこのニ方向の物でOKなのではないでしょうか。
私は、プロケーブルのスタンドから思いついたので、天井部も三方向の吹き出し口にしたのですが、床置きなら底の部分、天釣りなら天井の部分の吹き出し口はいらないのではないのか? っと、今思っています。
もし、必要ないなら、この画像の手前に写っている状態で、簡単に天井にダイレクトに設置できますよね?
その後、残りの横板を付ければよい訳で、非常に設置が容易になります。
エアコンの件なのですが、このボックスの横の面がコーナーへ向いているのであれば大丈夫ではないでしょうか。
一気に三コーナー(6個)、取り付けちゃうんですね。どんな結果が出るか楽しみです。
>でもそれはダウントランス、音の焦点合わせ、ノイズ対策等しているから良い音なのは当然だと思います。
そうですね、まさしくその通りだと思います。小さな積み重ねが少しづづ音質改良に貢献するのでしょうね。
塚本
第四通
お世話様です、○○です。
9時から初めて15時に終了しました。掃除やゴミ出し等時間が掛かりました・・・
で、視聴。 結論から言いますと「効果、大!」でした。
おっしゃるとおりで、普段の音量では音が小さく、ボリュームを上げました。
聞こえなかった音も聞こえてきましたし、奥行きもアップです。
特にライブは凄かったです。
恥ずかしい話、200vやベルデンの時もそうでしたが、目がうるうるしてました(泣)
まだこれから色々な音楽を聴いて新発見していきたいと思います。
天井の件アドバイスありがとうございます。なるほどです、取り付けが恐ろしく簡単になりますね。
エアコンですが、画像のように思い切り角です。で、手書き画像のようにエアコンから離して付けようかと思いましたがどう思われますか?側面がコーナーに向かっていればOKとの事ですので良い様な気がしますが、コーナーから離れすぎでしょうか?
↑の場合、形は左右対称のほうがいいでしょうか?ホーンの角度さえ対象ならば反対側のBOXの前後や大きさは変わってもよさそうでしょうか?
後方のコーナーですが、これもクローゼットの扉が天井までありまして、BOX付けると開かなくなります。
ですので扉がひらくギリギリまで離そうかと思います。
私の返信
○○様、こんばんは、塚本です。
効果あったんですね。いや、よかったぁ〜。
チョットひやひやしていました(笑)
私が体感したのと同じような結果が出ているみたいで、私の思い込みだけではないという事が検証されたようでうれしいです。
そうなんですよ。特にライブ盤は激変と言っても良いだろうと思うぐらい変わりますからね。
色んなCDを聴いてみて下さい。特に昔音が悪くて聴く気がしなかったような物がどのように変わっているか、おそらく、驚きの結果が訪れます。
これは、ライブ盤が良くなったと同じ原因なんです。
つまり、音場情報がたくさん入っている録音ほど、その音場が表現されない場合、悪い音に聴こえてしまうんです。
脳には小さい頃から聴いて来た生音と、それに伴う音場感が蓄積されているのですが、音場が表現されない部屋の場合、今聴いている音そのものの周波数分布と、目の前に現れた音場感との差を脳が納得できず、拒絶反応を起こしてしまうのです。
昔、元ちとせの『ハイムミカゼ』というデビューアルバムを聴いた時に、あまりにも録音が悪いので割ってしまおうかという衝動に駆られた事があるのですが、今の音響で再度聴いた時に、あまりの激変ぶりに腰を抜かしました。
ホントにほとんどの録音技術者は、プロ、あるいは芸術家としての最高の仕事をしているのに、それを聴く方のノウハウが全く幼児レベルなのです。
私もその時に自分の未熟さ加減を痛感し、大反省をしました。
おかげで、それ以来ちょっとおかしく聴こえると、こんな音が録音されているはずはないと、スピーカーやらチャンデバやらの調整を始めてしまう習性が付いてしまいました。
エアコンの前のボックスは変形して作られるんですね。
いや、素晴らしいです。効果は全く同じようにあるはずですよ。
左右対称か否かの件ですが、これは難しいですね。
実は、私がこれまでやってきた中で非常に重要視してきた事は、まさしくこの左右対称という事なのです。
最高の音を追い求めて行く時、どうしても気になってしまうのが左右の音の微妙な違い。
つまり、左右のスピーカーの周波数特性が全く同じでないと、目の前に出現する音(特にボーカルの場合顕著なのですが)の表情が左右同じになりません。
最高にアジャストした場合、その音は正に卵の様にクリッとした丸みを帯びた塊状態になって眼の前に現れるのですが、左右の周波数特性がちょっとずれるとその形がゆがんで見えるのです。
でっ、左右のスピーカーの周波数特性をアジャストする為には、それ以外のあらゆる条件が同じでないと上手く行きませんので、部屋の状態(たとえば左右の壁とか)から揃えることを心がけています。
当然、聴く位置は完全に真ん中。そこから1cmもずれることはできません。(前後は移動しても大丈夫です。録音によって前で聴いた方が良い物と後ろで聴いた方が良い物とあるみたいです。)
ですので、うちの場合、前面の壁の真ん中地点に小さなしるしを付け、その点とスピーカーの内側の横の面の見え方で今自分の頭がどこにあるか常に注意しながら聴いています。
結果、試聴の最中は、頭が動かないよう、腰から上は直立不動状態です(笑)。
この様な事から、私が作るとしたら、天井部のボックスも左右同じ物を作ります。
もし、後で音を調整して上手く行かなかった場合、やっぱり左右違うのが原因かなぁ、とか、そのボックスの形の事を考える必要が無いですからね。
それと、見た感じ同じの方が違和感ないんじゃありません?
コーナーから設置場所までの距離は、あまり離しすぎない限り問題ないはずです。
後ろのコーナーまで一気に行ってしまうのですね。
今日聴いた音の3倍のクオリティーアップが果たされますよ。
ホントに目の前に出現する現場(音楽を演奏している場所、ライブ会場とかスタジオとかライブハウスとか)と自分の周りの空気が一体になり、その場所にいるような感じを味わえると思います。
次のご報告が非常に楽しみです。
第五通
お世話様です。
やっぱり左右対称ですよね。
自室は8畳で、東面の角に6尺の引き違いガラス戸入り口、南面中央に6尺のガラス窓&ブラインド、北面床から天井まで前面クローゼット、西面もガラス窓&遮光カーテン、でとても左右対称ではないです。
スピーカーは南面です。
HPのP音響補正ボックス1の画像で、窓?か何かをボードで埋めてありますよね?
もし将来新築するときは窓無し、入り口は中央、天井高くですね。
話が前後して申し訳ないですが、BOX設置後、試聴する前、気のせいかも知れませんが、室内の響きというか何というかがいつもと違っていました。手をたたいたりしました。
BOXの効果か、と思いました。
ブルーレイのライブディスクを見ていましたが、物凄い音場です。ただ凄過ぎてボーカルが画面内の中央に映っていればいいのですが、客席やバンド、アングルが変わると逆に違和感あります。音と映像が一致しないと言うか、録音は一定の場所で行っているからですかね?
私の返信
こんばんは、塚本です。
完成されたんですね。なんと手際のよろしい事で、さすがプロフェッショナル!
うちの部屋なんですが、建て替えに当りミサワホームに施工してもらったんですが、これが全く遮音性能が低くて音が漏れ放題という事で、当初は窓は全部石膏ボード等を利用して塞いでいたのですが、あまり改善されず、そこで一念発起して部屋の内側全面に遮音壁を巡らしてしまいました。
初めはブロックを全面に積み上げようかと思っていたのですが、計算したら240個程必要で、総重量2トンを超えることが判明しましたので断念しました。
もしやっていたら、あの大地震で圧殺されていたかもしれない(笑)
結局、ツーバイフォー用の柱材を張り巡らし、中にロックウールを充填し、石膏ボードを張って仕上げました。
効果は結構あり、外で聴いても低音はまだかなり漏れてしまいますが、中音以上ではかなり遮音効果を発揮してくれて、歌物等ではほとんど歌詞が聞き取れない位の状態になりました。
その結果、元は6畳間なのですが、現在実質の面積は5畳分位しかないと思います。
ホームページOからQ迄の画像は施工前。Sの画像は施工後の物です。
プロに見てもらうのはお恥ずかしいのですが、壁の様子添付しておきます。
>室内の響きというか何というかがいつもと違っていました。
良くお気付きですね。
そうなんです、全然違うんですよ。
私が高校の時に使っていたぼろーいアコースティックギターがあるんですが、それがしょぼい音で、全く響きが無く音も小さいのですが、この部屋で弾くと全然違う音がするんですよ。
ブルーレイですか。それはすごい音がするでしょうねぇ。
パソコンでDVDを見るんですが、DVDってCDに比べて音が断然いいんですよね。
挿入音楽が眼の前に浮かび上がるので、そっちに気を取られて絵を見ていない事が度々あります。
ブルーレイでライブ等を見たらすごいでしょうね。
録音自体はワンパターンでも、ミキシングでどのようにでも配置する事が出来ますので、音と映像が一致しないのはそのディスクを作ったエンジニアなりプロデューサーなりの気配りが行き届いていないのか、無神経なのか才能が無いのかのどれかじゃないでしょうか。
ウッドストックのDVDなんかでは、映像が切り替わるたびに声の出所が右へ行ったり左へ行ったり、写っている歌手の位置に合わせて移動していましたよ。
完璧ではなかったですけどそれほど違和感はありませんでした。
ここで○○様にお願いがあるのですが。
この度○○様がトライしてくれた音響補正ボックスの製作と施工についてのやり取り等を、私のホームページで紹介させて頂いてもよろしいでしょうか。
私が味わった喜びを他の方々にも体験してほしいという気持ちからあのホームページを作った訳ですが、実際作ってくれて、その検証報告を頂いたのは初めてですので、この度の事を他の方に知って頂く事により、更にチャレンジしてくれる方が出て来てくれるのではないかと思うのです。
小保方さんのSTAP細胞ではないですが、他の方の検証実験の成否によりその仮説の信頼性が左右されますので、この度の○○様の行動は、私のホームページを見て半信半疑で踏み出せずにいる方の背中を押すに十分な内容があると思いますので、ぜひともご許可頂きます様よろしくお願い申し上げます。
塚本
第六通
こんばんは、○○です。
いえいえ、まだ全部は完成してないです。最初の二つだけです。
今日、仕事が終わってから天吊り用を少し製作しました。天井の下地の位置を確認しておかなければなりません。
遮音壁ですか!?どうりで画像の壁が違うわけですね。Qのはクロス貼ってあるし、Sはボードだし、変だと思っていました。
ミサワホームですか、僕はハウスメーカーではなくて、在来軸組み工法の大工です。墨付けして刻みをする方です。
画像拝見しました、よくぞここまで・・と感心してしまいます。音に対する思いが伝わってきます。
まだ全てではないのでトライ中ですがHPでの紹介はOKです。
今週土曜日には後方の天井用を付ける予定です。そして友人に聞かせようとしています。我家のを聞いてどのような反応をするでしょうか?
200V、ベルデン、ipod等良い音に慣れてきている僕でさえ最初のBOXで度肝抜かれましたから。
その後、エアコンと格闘します。
私の返信
こんばんは、塚本です。
ブルーレイの感想が素晴らしかったので、全部完成させてしまったのかと思ってしまいました。
遮音壁の事、おほめにあずかり恐縮です。
ホームページの件もご許可を頂き、重ねてお礼申し上げます。
ご友人にお聴かせするとの事、反応が楽しみですねぇ〜。
私も何人もの人に聴かせたのですが、何も言わないで聴かせると、ほとんどの人がサラウンドシステムだと誤解します。
上にあるボックスがスピーカーだと思うんでしょうね。
『あれはただの箱で、音はこの二つのスピーカーから出ているだけだよ』っと告げると、信じられないというような不思議な顔をします。
ライブ盤で、会場の拍手の後、いきなりアカペラで歌い始めるCDがあるのですが、これを聴かせると、声が出た瞬間、固まってしまうのが分かります(笑)
何人かの人は、私の方を振り返り、空中を指さしながら『あそこにいるよ』とおっしゃいました。
映画のDVDを見ているとたまに驚かされるシーンがあります。
横を通って行った人がガラス戸を開け閉めする音が、自分の左後ろで聴こえたり、廊下を前から歩いて来る人を呼ぶ声がやはり後ろの方から聞こえたり、ほんとにサラウンドシステムの様に聴こえる事があるのです。
少し前に、古〜いBOSE201 を人に譲る事になり、破れていたエッジの張り替えをしたのですが、片方が完成した時に試しに音出しをと思い、この部屋の棚の上に乗せ、ミニコンポのアンプに繋いで古いモノラル録音のCDをかけたところ、目の前に信じられない様な音場が現れました。
このスピーカーこんなにいい音だったかぁ? っと、不思議な気持ちになり、いや待てよと、次に厨房に持ち込んで音を出したところ、何の変哲もない音が出て来ました。
それ位、この音響補正ボックスを完備した部屋は、異次元空間だという事です。
結局、あらゆる音源には相当な音場情報が封入されているのでしょうね。
それが部屋の反射波に邪魔されて、脳まで届いていないという事なのでしょう。
もしかしたら、人工的なサラウンドシステムより自然な聴こえ方をするかもしれませんので、そのご友人、相当驚かれるかも(笑)
それでは、又、何かありましたら、ご報告頂ければ幸いです。
第七通
こんにちは、○○です。
天井用設置完了しました。結構大きくなってしまい、重くて一人では大変でしたが、1時間ほどで完了です。
で、試聴。
前回同様、音量が下がりました。ライブはさらにリアルになり、感激です。
CD、ブルーレイを片っ端から再生します。また楽しみが増えました。
角度調整には、水平、垂直レーザーを用いたのでスムーズにできました。
床用もですが、BOX背面は塞がなくてもいいのですか?逆に塞ぐとダメとかありますか?
貧乏人的音質改善術読みました。
なるほどです、鋼製束は会社の倉庫にあります。プラスチックでできたプラ束もあります。
いずれ試してみたいですね。
それとスピーカーケーブルに同軸ケーブルというのが気になりました。
現在何メートルで使用していますか?
私の返信
○○様、こんばんは、塚本です。
見ました。 完璧じゃ〜ないですかぁ〜!
秘密兵器、カッコいいですねぇ!
ボックスの後ろの部分ですが、私的にはあいている方が良いのではないかと思っているのですが。
もし塞いだ場合、そこに向かった音波は一度そこにぶち当たり、その後左右に分かれる事になると思うのですが、横のホーン部分に流れて行く際ホーンの狭い所に圧縮される様な形で入っていきますから、今度出口ではその圧力が放射される形になり、そこらへんの音波の流れを乱してしまうのではないかと考えています。
コーナーからの放射波の音の密度が一番高い部分はセンター部分ですので、それをボックスの内側に取り込んで、その中で乱反射(ボックスの横の壁は平行ではないので)させ、更に吸音材でエネルギーを消費させてあげるのが一番良い方法だと思っております。
同軸ケーブルの長さに関しましては、マルチアンプを導入した時点でケーブルによる周波数調整から解放されましたので、機材から最短距離で繋げは良いと思っていますが、一番最初にベルデンケーブルで調整した時のダンピングファクターを計算したら約60という数字が出ましたので、マルチを導入した時にウーファーとサブウーファーだけは、ダンピングファクターが60位になる様にインピーダンスを計算し、確か1m40cm位で繋いでると思います。
只、マルチの場合、この部分も最短距離で繋いでも何ら問題ないのではないかと思っています。
それぞれを各々のアンプでコントロールできる訳ですから。
ですから、マルチアンプではない場合、これは銅の単線という事になりますので、あのサイト通りに行いますと相当長くなってしまうかもしれません。
第八通
こんにちは、○○です。
フロント天井用BOX、25日に設置完了しました。
仕事終了後、取り掛かりまして夜8時30分までかかりました、夜になってしまいましたので試聴は音量をかなり絞って聞きましたが、最初は若干「???」戸惑いました。
で、聴いてるうちに出た言葉は素で「すっげぇ・・・」でした。
これで全ての設置が完了しましたが、美術館のオブジェみたいになってます。
今回の音響補正ボックスの件、HPでの紹介楽しみにしています。
文章等読みやすく変更してもらっていいですので、
今回のやり取りで他の方もトライしてくれれば嬉しいですね。
私の返信
こんばんは、塚本です。
完成したんですね。
天井のボックスはだいぶ大型になったようで大変でしたね。
エアコン前の変形ボックスも同じように効果を発揮しているみたいで良かったですね。
天井2ヶ所から4ヶ所にして、ぐっと音場感が向上したんじゃないですか?
うちの部屋は後ろ側が雑然としていてだめなのですが、○○様の部屋の場合、後ろのコーナー2ヶ所にもスピーカーの後ろに設置した物を置いたら更に凄くなるのじゃないでしょうか。
扉の開け閉め毎に動かさなくてはならないかもしれませんが(笑)
ところで、音楽聴いていると眠くなりません?
音を調整しようとしている時は眠くならないのですが、終わって、よし音楽を聴くぞっと聴き始めると、数曲のうちに激しい睡魔に襲われ、気がつくとアルバム1枚終わっていたという事がしょっちゅうあります。
でもそれが超気持ちいいんですよね〜。
死ぬ時はこうしてあの世に行きたいな、と思う今日この頃です。
結局、脳が拒否反応を起こさず、何のストレスも感じない音が出ているのだと思います。
おそらく、脳内には、α波かθ波が出まくっているのではないでしょうか。
第九通
お世話様です、○○です。
後方の床用ボックスも作りまして、計8個です。
ライブ会場に・・・コンサートホールにいます、とんでもないです。
そして言われますように、眠くなります。ライブ映像や映画だと映像ありますのでまだいいですが、CDは特に睡魔が襲ってきます。
あるアーティストの武道館ライブのソフトがあります、これは今年1月に行われたコンサートで、実際に参加してきました。
何と言いますか、部屋のほうが実際より良いんです。アーティストは目の前で歌うし喋るし、本当に客席ではなく、ステージ上で聴いているようです。手を伸ばせば触れそう。
武道館の音響は悪いと聞いたこともあります。確かに実際の武道館ライブは音だけデカくて疲れました。
楽しかったですけどね。
私の返信
○○様、こんばんは、塚本です。
やりましたねぇ〜。もう完璧な音響特性を備えた特別な空間になってしまいましたね。
これからはもう音楽三昧。
今までとは違う、心の底から楽しめる時間を存分に味わって下さい。
ライブ盤は本当に特別な感動を味わえますよね。
こんな特等席、いくらお金払っても手に入れる事はできません。
第十通
毎日楽しく音楽を聴いております。
で、先週ネットで「シルヴァン」と言うルームチューニング材を見つけまして、(ご存知でしたらスルーして下さい)作れそうなので他の方も作っていないかと調べたらやっぱり自作してる方がいまして、参考にちょっと作って見ました。
製品は20万以上もする化け物です。端材で作ればタダです。
で出来たのが画像の物です。
製品では細かい計算で棒の配置等してあるようですが、自作のこれでも十分効果ありました。
今までの音響そのままでさらに広がりが増した感じですかね。低域が自然になったようにも感じます。
もし興味が沸きましたら試していただければと思います。
私の返信
こんばんは。「シルヴァン」初耳です。
今見ましたが、ネットで見た物とは、造られた物は違いますよね?
吊ってあるのは何か意味があるのですか?
この会社に「コーナーアンク」という物もある様ですが、これ、音響補正ボックスと同じ原理じゃないかなぁ〜
コーナーからの放射波をリスニングポイントに向かわせないという点では。
http://www.phileweb.com/review/article/201108/10/342.html
これ2本で50万こえるんですよねぇ〜、音響補正ボックスはなんてリーズナブルなんでしょう(笑)
更に凄い事になっているみたいですけど、一度、○○様の部屋の音を聴いてみたいですね〜!!
「コーナーアンクW」と言う物もあるそうなんですが、これ補正ボックスと同じ!
http://www.phileweb.com/review/article/201403/12/1103.html
第十一通
こんにちは、天井の角のですね。やっぱり同じでしたか!
自作ので、どうして吊ってあるか?ですが、他の方が言うように製作が楽なのと、自由に柱を移動して音の違いを確認(←これは僕の考え)できるかなと思ったからです。基本は奥から太柱→中柱→細柱ですが。
それで思ったのですが、フロント補正ボックス天井用の底面にフック付けて床用ボックスの天板までの柱を吊り下げたらどうなりますかね?両方です。
私の返信
こんにちは。
なる程、それで、柱の位置を変えると変化あるのですか?
天井のボックスにぶら下げるアイデアは面白いですね。
この場合、床用のボックスとの位置関係はあまり問題ではないでしょうから、今の状態でも試せますね。
ただ、重量が問題になるでしょうか。
「コーナーアンク」は角に密着して置いてありますが、ボックス吊り下げの場合前方へ出てしまうので、その点の影響がどう出るのか、ここらへんも実験して確認してみる価値はありそうですね。
これから先、どんどん発展していきそうな気配ですね。
凄い好奇心と行動力には感服しております。
私も見習って、又何かチャレンジしてみたいですね。
塚本
この「シルヴァン」という製品は明らかに定在波対策アイテムだという事は分かりますね。
私は今まで、あまり定在波の悪影響を実感した事が無かったのですが、○○様の言われるように、更なる音場感と低域の改善がみられるのであれば定在波対策も考えなければなりません。
という訳で、低域に悪さをしている定在波を除いた場合の音の変化がどれ位の物なのか、俄然興味がわいてきました。
と言っても、この「シルヴァン」という製品は 幅40cm、奥行き20cm、高さ140cmもあるどでかい物です。
とてもじゃないけど、うちの部屋には置けません。
でっ、作りました。
『ミニシルヴァン』
この方のご報告以来3年余り、やっとお二人目の製作者が現れて下さいました。
早速ご許可を頂きましたので掲載させて頂きます。
⇒ 『又キタ〜!! 検証報告・その2』