という様な書き出しでこのページを最初に書いたのはもう10年以上も前の事でしたが、その後、ご多分に漏れず器材の変更を続け、当時とはだいぶ違うシステムになってしまいましたので、これ以降の文章はほぼ全面的に書き直す事に致しました。 2023年11月7日・記 |
元々は、横幅約2.6m、縦の長さ約3.5m程の広さだったのですが、厚さ約10cmの遮音壁を設けたせいで、横幅約2.4m、縦の長さ約3.3mと、一回り狭い部屋になってしまいました。 天井までの高さも同じく遮音壁のせいで、 2.2m位しかありません。
天井側の四つのコーナー手前には、自作の音響補正ボックスをぶら下げてあり、スピーカー後ろのコーナーにも据え置き型の物を置いてあります。 |
ウーファーJBL130A 最初期のLE14A(48年ほど前に購入)から、46cm口径のElectro-Voice ELX118に変更し、更に同じく46cm口径のJBL2240に変更したのですが、フェライトマグネットの音が気になり、結局、アルニコマグネットの38cm口径の130A(実際はリコーンしたD130)に落ち着きました。 キャビネットはElectro-Voice ELX118のまま使いまわしてます。 ■キャビネットサイズ:幅50.7x高さ66.1x奥行57.4cm サイズがコンパクトで小さい部屋でも使えます。 130Aの推奨箱には小さすぎるのですが、イコライジングしますのでそれ程問題はありません。 |
2インチドライバーJBL2482 + JBL2382Aホーン ミッドバス JBL130A 元々はJBLのJRX−115というPA用スピーカーだったんですが、ドライバー&ホーンを替えウーファーユニットを替え、今ではエンクロージャーだけになりました。 上から見ると台形になっていますので、外側の面が、後ろのコーナー上下に設置してある音響補正ボックスの外側の面の延長線に重なるように内向きにおいてあります。 そして、このスピーカーの内側の面が見えるか見えないか位の位置を基準のリスニングポイントにしています。 スピーカー中心からの距離は1.2m程です。 これより少し前に座ると、録音現場に完全に入り込んでしまった様な音場感を得られ、音の広がりも横から更に後ろ側に回り込むように聴こえ、音に取り囲まれてしまうような状態になりますが、各々の録音状態によっては、少し後ろに下がって聴いた方が音の輪郭がはっきりすることもあり、前後5〜10cm位の間で一番気持ち良く聴こえる位置を選んで聴く様にしています。 |
1インチドライバーJBL2461+2309ホーン+ハイルドライバー JBL2482がフェノリックダイアフラムを使用しているので、1万Hzまで音を統一させる為、同じくフェノリックダイアフラムを使用しているJBL2461を導入しました。 しかしそのうち2461の高調波歪み率の多さが気になり、ダイアフラムをRADIAN製のアルミに替え使用しています。 初め2307というショートホーンを使っていたのですが、特性の差を知りたくて2309というロングホーンを導入しました。 1.5kHz以下の特性は少し良くなるようですが、2kHz以上ではほぼ同じでした。 ツィーターは初めJBL2402にハイルドライバーをつなげて使っていたのですが、ひょんなことからハイルドライバーのすごさに気づき、今では7kHz以上をこれ1本で賄っています。 |
ダウントランス 電源は200Vを部屋まで引いてもらい、このダウントランスを使い100Vと115Vを取り出しています。 |
購入当初は、唸り音がかなり大きく耳障りだったので、昔作ったレコードプレーヤー用の箱の中に格納しました。 その後、電源を投入しっぱなしにしておいたところ、最近では唸り音がかなり小さくなり、殆んど気にならないレベルになりました。 |
PC&DS−DAC−100 今現在、PCオーディオと呼ばれる物に完全に移行してしまいました。 音源はパソコン内WAVファイルで、CDを直接聴く場合もパソコンドライブで再生しています。 外付けUSB−DACには、初め、MUSE製の¥3,000位の物を使用していました。これはC/P最高で、音的にもかなり満足のいく物だったのですが、こちらのコルグ製のDACを導入したところ、ブッ飛びの音質で大満足。 DSDリアルタイム変換後の音の凄さを堪能できます。 |
チャンネルデバイダー&パワーアンプの変遷 ※2021年7月頃迄 外付けDAC以降は BEHRINGER(べリンガー)のULTRADRIVE PRO DCX2496というデジタル方式のチャンネルデバイダーを2台使い、片チャンネルづつ、ウーファー、ミッドバス、2インチドライバー、1インチドライバー、ツィーター1、ツィーター2と6Way に分割し、マルチアンプシステムを構成しています。 左の画像一番上から、 ・左右ツィーター1(2402)駆動用の クラウンのD−60パワーアンプ。 ・左ch2インチドライバーと1インチドライバー駆動用の t.amp S-75mk2 ・左ch用のチャンデバ。 ・右ch用のチャンデバ。 ・右ch2インチドライバーと1インチドライバー駆動用の t.amp S-75mk2 ・その下2台は、クラウンのCP−660パワーアンプ。 上は左chのウーファーとミッドバスをBTL接続で駆動しています。 下は右chのウーファーとミッドバスをBTL接続で駆動しています。 左右のハイルドライバーもこのアンプを普通のステレオ仕様で駆動しています。 |
※2021年7月以降 上の状態でしばらく聞いていましたが、t.amp S-75mk2の残留ノイズの大きさがどうも気になり、CROWN(AMCRON) CT875という8チャンネルのスイッチング電源アンプを導入し、2482,2461,2402,ハイルドライバーを駆動しています。 これにより、かなりな音質向上が見られ、ほぼ不満点は解消されました。 |
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※2022年12月以降 CT875が非常に良い音でしたので、低音部に同シリーズのCT8150というアンプを導入しました。 これにより、低音部の駆動方法がBTL接続方式ではなくなってしまったのですが、音質ダウンは生じず、このアンプのS/Nの良さが遺憾なく発揮され、下から上まで繋がりが良く濁りの少ない、とても澄んだ気持ちの良い音が出現しております。 |