麻瀬憧庵                                 


2020年2月


 2020年2月11日
超美品

 というタイトルのスキーブーツを先日ヤフオクで落札しました。
届いたブーツを見て、まぁ〜、ビックリ〜!!









タイトルに偽りなし!!

超・美品〜!!!

シェルのゲートル部の内側に全く擦れた跡がありません。コバにも金具の跡がなし。
これ完全に未使用ですねぇ〜。

でっ、インナーを引っこ抜いてみたらシェルの内側に線が引いてあり数字が書いてあります。 おそらく前オーナーの足に合わずあたりが出たのでシェル出ししようとしたのでしょうが、結局断念したのでしょうね。

インナーの中敷にはつま先の位置がなぞられていたり、裏側には削った跡があります。

確かにこの中敷ちょっと厚めで、このままでは私の足にもきつきつで、土踏まず部分が圧迫され血行不良状態に陥りそうなので、何時も使っている中敷に交換しました。

これはドライヤーで温めてから脚入れして金具を締めておくと足裏の形に変形してその後その型を保ってくれるタイプの物で、あまり密着度合いが強すぎると血行不良を起こし攣りそうになってしまうのですが、これはほどほどでとっても具合が良いです。

もう30年近く使っているんですがとっても丈夫。 まだ当分使えそうです。

これ、テクニカインフェルノ130というブーツなんですが、6年ほど前の製品で、当時の定価は九万円位したそうなんです。
それが今回、なんとたったの1,720円ナリ〜

イヤ〜、ラッキーでしたね〜。 これだからヤフオクやめられません。

でっ、なんでこんな価格で落札できたかというと、実はこのブーツのサイズは
23,5cmなんです。

このサイズでフレックスが130と硬めですので、子供用にする訳にもいかず、普通の男性は買いませんよね。
私、普段はいているスニーカーや革靴は24,5〜25cmなんです。
それでスキー靴もずっと何の疑いもなく24,5cmの物を買って、隙間を埋めたりあたりを除去したり等チューンして履いてきたんですが、去年履いていた今回と同じテクニカのブーツをやはりヤフオクで取った際、商品ページには24,5cmと書かれていた物が到着したら23,5cmだったんです。 ところが、試しに足を入れて見たところこれがジャストフィットで、その後自分の足の長さを計ってみたら23,5cmしかなかったんです。

その時初めて、今まで履いてきたスキーブーツは全てサイズ間違いをしていた事に気付きました。

たまに、スキーブーツは普段履いている靴より1cmくらい大きいのを選ぶ事、なんて書かれている記事を見かけますがまったくその逆、普段履いている靴のサイズではなく、きっちり自分の足のサイズと同じ大きさのブーツを選ぶべきですね。
もちろんどこかあたりが出るようなブーツは避けなければいけない訳ですけど。

早速先日このブーツで滑って来たんですが、思わずニンマリ。 正にジャストフィット。

インナーの出来も非常に良く、一日中滑っても潰れて緩くなる事もほとんどなく、一部ごく僅かにあたりが出ましたが、帰って来てからスポンジシートをその周囲に張ったら消えました。

ここ30年ほどはリサイクルショップやヤフオクで購入したかなり古いブーツをとっかえひっかえして来たんですが、これでこの先5,6年はブーツに関しては何も心配はいりませんね。

いや〜、超掘り出し物だったぁ〜!!


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