2013年10月
最近、あちらこちらで話題になっています『ゆるキャラ』。その人気ナンバーワンを投票により決めようという
『ゆるキャラグランプリ 2013』、只今開催中です。
ご多分にもれず、稲城市のキャラクター
「稲城なしのすけ」もエントリーしているようで、只今37位、東京都内に限れば2位という事で中々人気者の様です。
ただねぇ〜、このイベント、投票資格等の決めごとの基準が緩い様で、結局組織票で決まってしまうようなんですよ。
1メールアドレス毎に1日1回投票できるようで、せめてパソコン1台毎に限らないといけないんではないでしょうかねぇ〜。
という事で、面白さ半減、興味半減の麻瀬憧庵でした。
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・・・・・だっ、そうです。
昨日ご来店頂きました2〜3歳位のお子様お二人の作品。
ご丁寧にナプキン1枚1枚広げたうえに、クシャクシャに丸めて突っ込んでありました。
それを目の前で見ていた母親二人、注意するどころか甚くお気に召したようでニッコニコ。
次回ご来店の際は、新たな作品を創作されないうちに注意しなくちゃ!!
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先日、9月4日に発売されました、絢香のアルバム
『遊音倶楽部 〜1st grade〜』を聴く機会に恵まれました。
と言っても、稲城市立中央図書館のCDリストに追加された訳ではありませんのでお間違いなく。
でっ、感想はと申しますと ・・・・・・・
「駄っ作〜!」 の一言
まず、選曲がつまらない。
コンセプトは「学校」と言う事らしいんですが、一体どこがっと言う曲が並んでいます。
ただ単に知れ渡っている曲を選んだようにしか思えません。 |
色んな歌手の曲を1曲づつ選んでいるのですが、ありふれた選曲だなと言う感じが否めません。
その中で、宇多田ひかるの
「Movin' on without you」 がちょっと異色なんですが、ここではオーソドックスに
「First Love」 を選んで欲しかったな。
14歳の宇多田があれだけ歌いこなした曲を、大人の絢香がどんな物にするのか、大いに聴いてみたいものです。
次に、カバーアルバムの場合最も重要な要素であるアレンジが酷い。
音楽性や芸術性は全く感じられず、古臭く、幼稚で稚拙な、30年前のカラオケの伴奏の様なアレンジのオンパレード。全て同じようなテンポと曲調で、絢香の歌も一本調子で変わり映えしません。
全曲、松浦晃久という人が編曲しているんですが、この人結構有名な人だそうですが、このアルバムに関しては良い仕事をしたとは言い難いですね。 アレンジが良ければ選曲の良否も気に成らなかったと思うんですよね。
ファーストアルバムを手掛けたスタッフと手を切ったのはまずかったんじゃないの〜!
人の歌を歌うと、ほんとの実力がさらけ出されてしまうのですが、どの曲聞いても、感動したり感銘を受けたり、心揺さぶられるという様な衝撃は感じません。 そういう意味では、魂を声に載せて聴き手の心に直接送り込むという様な、ほんとの意味での歌唱力、表現力というものはあまり進歩していないのかもしれませんね。
もう、カバーはやめといた方がいいんじゃないのう〜!
更に酷いのは録音。全ての音が不明瞭、まるでピントが合ってません。その上、トラック毎に録音レベルが違い、ミックスのバランスもバラバラなので、アルバム通しての統一感がありません。
一体全体マスタリング・エンジニアは何をしていたのでしょう。 プライドを持って仕事をしているとは思えません。
素人並みと言ったら、本格的に打ち込んでる素人さんが起こるぐらいのレベル。
とっ、色々書いてきたんですが、本当〜の問題点、とっても大きな心配事は ・・・・・
『絢香、声ヤバイんじゃないの〜!』
このアルバムでは、結構ネチョネチョ、いやらしい歌い方をしているんですが、若い時ストレートな歌い方をしていた人も、声が出なくなるに従いこの様な歌い方を始める人が多いんですよね。ELTの持田香織みたいに。
高音域伸ばすのも、苦しそうな感じがちょっと聴きとれますし、そこらへんの発声も、持田のCDの声に良く似ているように聞こえるんですよね。 CDでこれだとライブはチョットヤバイかも。
更に思ったのは、絢香ってこんなに音域狭かったのかしらって事。
かなりファルセットを多用しているんですが、それが力が無くてとても貧弱。
「真夏の果実」では、 ♪四六時中も〜♪ 以降全てファルセットなんですが、音量が急に半分に成る様な、まるで素人のカラオケを聴いている様な全く残念な裏声。お尻がムズムズして居たたまれない気分に成ります。
このトラック、このまま採用してしまうなんて、購入者をバカにしているんじゃないの?
気になったので、ファーストアルバムを聴いてみたのですが、結構ファルセットで歌っているトラック多いんですが、当時はまだ声にパワーがあり、良く聴かないと分からない位でした。
なんで日本人の歌手って25歳位で急に声が出なくなるんでしょうか?
外国人の場合、50歳過ぎても変わらずパワフルな歌声を披露してくれる人がたくさんいるんですけどねぇ。
体格の問題なんでしょうか? いえいえ、それだけとは言えないですよね。
やっぱり、普段のトレーニングに問題があるんじゃないんですか? ちゃんとしたボイス・トレーナーについて不断の努力を続けないと、あっという間に衰えが忍び寄って来てしまうんではないでしょうか。
ここら辺は、ショービジネス界に携わる人間の取り組み方、心の持ち方の差ではないでしょうか。
という訳で、結論として、絢香はもう
『First message』を超えるアルバムを出す事は出来ないのでしょうね。