麻瀬憧庵                                 


2013年6月


2013年6月13日
カバーアルバム 2枚

 先月、稲城市立中央図書館の新着資料で予約を入れていた、土岐麻子(ときあさこ)の 『CASSETTEFULDAYS 〜Japanese Pops Covers〜』 が先日届きました。


 カバーアルバムは数あれど、原曲を超える様な出来の物には中々お目にかかれませんね。
歌手の土岐麻子に関しましても全く知らない方でしたので、なんの期待も持たずただ借りてきたのですが・・・・

 いや〜、このアルバム、上出来です。
すっごく、気っ持ち・イイ〜!!

 この手のカバーアルバムの選曲は、やはりヒットした曲、名曲と言われる物になりがちですが、それらの曲がなぜヒットしたかと言えば、歌手の声や歌唱力を始め歌詞やメロディの良さと共に、編曲者による伴奏のアレンジがとても良く、それらが総合的に働いて心地よさを感じさせてくれたからなのだと思います。

 つまりヒットした曲と言うのは、その時点で一番良い状態に出来上がっている訳で、それらの曲をカバーして伴奏をアレンジし直すという事は、結構リスクを伴い難しい事なのではないでしょうか。

 その点、このアルバムのアレンジは非常に良く出来ています。
1曲1曲それなりにリズムを変えたり冒険はしているんですが、原曲の雰囲気を壊すことなく、初めから全く違和感を覚える事もなく歌声に没頭できます。
 そして、それらのアレンジが土岐麻子の声に非常にマッチしていて、全体的に明るいトーンを保っていてとてもハッピーな気分にさせてくれます。
 更に全ての曲のテンポにも統一感があり、この点でも盛り上がったまま、最後の曲まで一気に聴いてしまいました。


 そしてこちらは平原綾香のアルバム 『From To』 です。
やはり、過去のヒット曲のカバー集です。

 ところがこちらのアルバムは聴いていてちっとも楽しくありません。
それと言うのも、伴奏のアレンジがあまりにも原曲の持つ雰囲気を無視している為。
 これらの曲は、聴いている人の頭の中に確固としたイメージがもうすでに出来上がっている訳ですので、そこからあまりにも逸脱したアレンジでは、到底気持ち良く音楽に浸れる訳はありません。

 いや〜、やる気があるのはいいんですけど、独りよがりはいけません。
そこまでやりたいのなら、もう作曲から始めるべきで、カバー等には手を染めるべきではないでしょう。

 あるいは、メロディは良いのに伴奏のアレンジが悪くヒットしなかった曲、埋もれている名曲を探しだしてきて、それに思う存分手を加えるべきでしょう。

 更にこれらの曲のアレンジに当り、あまりにも色々な事に手を染めすぎている為、アルバムとしての統一感が全くありません。
最初から最後まで聴き続けるのは非常に苦痛です。というより、最後まで聴いていられない曲多数あり。

 『雲泥の差』 とは、この2枚のアルバムの事を言うんでしょうねぇ〜

2013年6月25日
只今、発育中

 5月の連休明けに始めたベランダ菜園の野菜、今のところ順調に育っているようです。
   先月の末には実を付けたトマトです
が、その実も最大の物で直径3cm
位になりました。そして第2花房の実
もご覧のようになっています。
 更にその上にも沢山の花が咲き、
次から次に実になっていき、もうすで
に40個近くの実が成っています。

 これらが真っ赤になるのが楽しみな
今日この頃です。
 

 オクラの苗も、もう 45cm位に育ちまし
た。こちらも大、小いくつもの実が成っていま
す。

 黒枝豆もご覧の様に実が成っています。
もっとたくさんの実がつき、プックラと膨らんで
ゆくのでしょうか、期待と不安で一杯です。
 これらはいつ頃収穫すればいいんでしょう
かねぇ?
その見極め方が分かりません。

 肝心なゴーヤなんですが、あまり順調な
生育状況とは言い難い様なんですが、1
週間ほど前から蕾が出始め、今では何十
という数になっているのですが、その中のいく
つかの蕾が膨らんで、雄花がちらほら咲き
始めました。
 雌花が咲くのはずっと先なんでしょうが、グ
リーンカーテンと呼べるほど葉っぱが育って
いませんので、この先どうなる事やらとても
心配です。

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