麻瀬憧庵                                 


2013年5月


2013年5月4日
謎・解けました。

 ちょっと気になっていた映画のDVDを、3本立て続きに稲城市立図書館から借りて来ました。
見た順に並べると、
  

 1本目の『ポテチ』は去年(2012年)の作品。今年の1月頃、新着資料に並びましたので予約を入れて、やっと最近借りる事が出来ました。
 2本目の『アヒルと鴨のコインロッカー』は2007年の作品。この2本は、いずれも原作者が伊坂幸太郎。監督が中村義洋。
 3本目の『ハッシュ!』はちょっと古くて2001年の作品。監督・原作・脚本 橋口亮輔となっています。

でっ、お薦めはと申しますと。
これはもう、圧倒的に大差を付けて『ハッシュ!』です。

 他の2本も面白いんですよぅ。でもな〜んか引っ掛かる部分がチョコッ、チョコッと出てきて、そこでチョットさめてしまって。映画の進み具合に比べてこちらの気持ちが乗って行かないという感じがして、観終わった瞬間に満足感が味わえないという感じなんです。おそらく、小説を読んだ方が面白いんじゃないんでしょうか。

 『ハッシュ!』はこの引っ掛かるような部分がほとんどなく、映画の進行に合わせてこちらの感情も同時に盛り上がって行き、終わったと同時に 「いや〜、おもしろい映画だったぁ〜」 という満足感が体中に充満します。

 この映画、編集がとても良いですね。無駄なシーン、無駄な時間が全くありません。全ての間(ま)が最高に気持ちいい。
 内容はある女性がゲイのカップルの一人に精子を提供してくれるように申し入れるという物なんですが、このゲイを演じたのが田辺誠一。 これがとっても上手。ゲイの人が持っているほんのチョットした雰囲気をうまく表現していて、「あなたもしかして本物?」 っと思える位。彼はこの映画でいくつかの映画祭の主演男優賞を獲得しています。
他の俳優もみんなすごーく上手。俳優の演技で引っ掛かる事はありません。

 口喧嘩のシーンを見ていていつも白けてしまうんです。
「カッとしている時に、それこそ台本を読むようにスラスラと言葉が出てくるなんておかしいだろう?」 って。
この映画にもそんなシーンがあるんですが、片方の俳優が完全にセリフがつかえて、再び言い直すんです。
それを見ていて、「そうだよ。これだよ、これ。興奮しているんだから、つかえたり、どもったりする方が自然だろ!」 っと激しく同意。
やっぱ、脚本、監督、俳優の3要素がうまく混じり合った時にほんとにおもしろい映画が出来るんでしょうね。

 この映画、存在はずっと昔から知っていたんですが、気になっていたことが一つありました。
それはこの映画の題名。 『ハッシュ!』 って何の意味なんだろう。という事なんです。

 で、見て分かりました。エンドロールで流れる(途中で挿入曲としても流れる)この映画のテーマ曲が、「Bobby McFerrin」 の 『Hush Little Baby』 だったんです。つまり、『シーッ!』 ということですね。

2013年5月12日
グリーンカーテンプロジェクト

 3年前より2階のベランダにプランターを並べ、ゴーヤを育てています。
ところが何度やってもうまく育ってくれず、まともなゴーヤを収穫する事が出来ていません。そればかりか葉っぱさえ生い茂ることなく、カーテンと呼ぶには程遠い惨状を呈しています。   詳しくはコチラ→『弁天通り商店会ブログ』

 しかし、今年も懲りずに4回目の挑戦です。
 

 

 
 4月にプランターを見てみた所、まあ雑草が生い茂り、土中には根っこが大繁殖し大変な事になっていましたので、これらを取り除いて石灰を混ぜ込み、堆肥を投入し3週間ほどそのまま置いておきました。

 そして5月の初めにゴーヤ2種を植えました。
まずは定番の「アバシゴーヤ」です。
これを2株別々のプランターに植えました。

 もう一つは「さつま大長れいし」。
なんだか胡瓜みたいに長細いですね。
うまく育つと30cm以上になるのかもしれません。
これも別のプランターに植えました。

 そしてトマトです。
これも毎年育てているんですが、なかなかうまく収穫できません。
 今年は「デリシャストマトミニ」という品種を植えてみました。トマトは連作がきかないそうなので袋のまま生育できるトマト専用の土を買ってきました。

 過去3年間ゴーヤもトマトもほぼ全て失敗していますので、今年こそは上手く育てたいのですがはたして上手くまいりますか。
 毎年ネットで少しづつ勉強して色々試しているのですが、今年もまた新しい知識を仕入れましたので、8月には大収穫となります様、注意して育てて行きたいと思っています。

 という訳で、期待と不安が入り混じった状態で『グリーンカーテンプロジェクト2013』いよいよ始まりました。


2013年5月21日
トマト開花!!

 今月初旬に植えたトマトなんですが、4,5日前につぼみが膨らんでいるなぁと思っていたら、昨日見た所こんなに花が咲いていました。





  過去3年と比べてもだいぶ早いようなのですが、いいんでしょうか。
今年選んだのはミニトマトなので、大ぶりのトマトとはちょっと違うのでしょうか?
 まだ苗もそれほど育っていないのですが、これから先この上に第2、第3と花房が伸びて行くのか、期待と不安で一杯です。

 少しばかりネットで勉強したのですが、トマトはあまり水をあげてはいけないそうなので、思い切って水やりを相当控えています。
雨の日にはビニール袋で全部を覆い、濡れないように気を付けています。
 植えたその日に少しやり、その後10日間は全くやりませんでしたが萎れる事もなく、こうして花を咲かせているのでちょっと驚いています。

 トマトの原産地は、南米アンデス地方の高地だそうで、雨はほとんど降らないそうです。
夜間と日中の温度差が大きい為明け方に発生する霧から、全体に生えた絨毛で水分を取り入れているそうです。
 という訳で、水やりは霧吹きでかける位で良いそうなので、梅雨明けには試してみようと思っています。

この様に水分を控える事で、糖度の高い、おいしいトマトが出来上がるそうです。

 同時に植えたゴーヤの苗も順調に育ち、大きな葉が5,6枚生え揃いましたので、1回目の嫡芯を行いました。(真ん中の画像)

 苗の一番先の分岐している所から2cm程を残して切り取りました。
こうすることで、この分岐部分から新しい茎が出てきて横に広がってゆくそうです。
又、初めの茎からは雌花が咲きにくいそうなので、こうすることで、実もたくさんなるようになるそうです。

 3枚目の画像は、『さつま大長れいし』を植えている一番大きなプランターの一画に植えた『琉球オクラ』です。

 普通のオクラは移植した直後は水を控えなければいけないとの事でしたので、こちらのオクラならゴーヤと同じプランターで水を多目にやっても大丈夫かなと思い買ってきました。

 もう一株、『黒枝豆』というのも買ってきたのですが、今それ用の土に牛ふん堆肥という物を混ぜ込み寝かせていますので、しばらくしてから植え替えるつもりです。
う〜ん、夏の収穫が楽しみです。

2013年5月30日
トマトみ〜っけっ!!

 昨日こんな実が付いているのを見つけました。開花して1週間ほどで実になってしまうんですね。


 大きく見えますけど、まだほんの1cmほどの大きさです。

これがどれ位の大きさになるんでしょうかねぇ。
と言ってもミニトマトなんですけど。

房なりって書いてあったんですが、この花房には4つしかなっていませんけど。う〜ん、もう暗雲漂うってか!?

 トマトは過酷な条件で育てるべきとの情報を信じて、ほとんど水をやってないんですが、萎れもせず、ちゃんと実を付けたのには驚きです。
ギュッと味の詰まった旨いトマトになると嬉しいんですが。

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