2013年7月
先月、富士山及び、その周辺の景観が
世界文化遺産に登録されましたね。
今月1日は山開きだったのですが、それに先立つ週末の29,30日からもう大混雑。とんでもない事になっているようです。
普段の年ですと、雪の為7月中旬以降でないと山頂までは登れないそうなのですが、今年は雪が少なかったらしく、もうすでに山頂までの登山道が開通しているそうです。
という事で、この先、8月末まで大量の登山者で大賑わい。但し、関係者の皆様にとっては問題山積のようですね。
一説によると、去年の人出が34万人とか言われていますが、それが今年は50万人ほどになるかもしれないとのことで、軽装登山や落石によるケガ人の増加や、ゴミの処理や自然破壊等、頭が痛い事だらけだそうです。
実際、もうハイヒールの登山者が現れているそうです。こういう頭空っぽの人間ていうのは必ず出現しますからねぇ。
入山者数を抑え、景観を保つための費用を捻出する為に、入山料を取ることが議論されていますが、500円や1,000円では2〜4%位の抑制効果しかないそうで、試算では、6,000〜7,000円の入山料を取らないと 30%の抑制効果は発揮されないそうです。(屋久島が世界自然遺産に登録された次の年は、観光客が前年比30%増だったそうです)
それにしても、関係各県の対応はあまりにも遅きに失している感があります。申請した時点でもし登録されればこの様な事になる事は分かっていたのですから、事前に手を打っておくべきだったのではないのでしょうかねぇ。
まさか実際に登録されるとは思っていなかったなんて事はないでしょうねぇ。
確かに、富士山は人々を魅了する山で、見ていると登ってみたくなる、そして登ってみると更にその素晴らしさに感動する事間違いないという山ですから、今、これだけの人の注目を集めるのも納得してしまうんですが。
昔、江戸時代から富士山は信仰の対象として崇められていて、登る事も観光目的ではなく、修行の一環、信仰の表れとして行われていたのですが、実際、登ってみると、その理由、意味が良く解ります。
日ごろ足腰を鍛えている人は別にして、普通の生活をしている人にとっては富士登山はホントに大変。正に地獄の苦しみを味あわされます。もう泣きだしたくなるほどまでに追いつめられます。
しかし、ひとたび山頂に立った瞬間、今までの苦しみはすべて吹き飛び、最高の感動を味わえます。正に天国。
そうなんです。富士山は地獄と天国を体験できる希有な存在。
昔の人は、現世の生活がどんなに苦しくても、死んだら天国に昇り、極楽浄土を味わいたいとの思いで富士山を信仰し、富士山に登ったのではないでしょうか。
私、去年この富士登山を体験してきました。8月31日に登ったんですが、この時、世界文化遺産登録に妥当か否かの調査の為、ユネスコ関係者が視察に来ているという記事が紙面を賑わせていました。
その時、まさしく地獄と天国を味わってきたんですが、今にして思えば去年行って来て大正解。今年以降、中々気安くは行けない存在になってしまいましたからねぇ
富士登山の顛末は
コチラ
平年より15日も早く梅雨が明けてしまいましたね。これから長い夏が続くのかと思うとチョット憂鬱。
もういきなり35℃を記録したみたいですが、こんな日が連続して続くようだと体が参ってしまいます。夜も寝苦しい様だと、睡眠不足で疲労が蓄積していきますから気を付けないと。
梅雨の間も雨量は少なかったみたいですが、水不足の心配はないのでしょうか。山岳地帯は降っていたのでしょうかねぇ。うちの立場で言えば、野菜や米の生育には問題がないのか、その点も非常に心配。
何はともあれ、皆さん、お体に気を付けて、疲れをためすぎないよう十分な休息と栄養を取って、長い夏を乗り切っていきましょう。
グリーンカーテンプロジェクト、今年はまぁまぁうまくいっているみたいです。
さつま大長れいし、順調に育っているようで今年は今までに4本収穫しました。
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と言っても長さ30cmどまりなんですが、こんなもんで良いんでしょうか? それともほんとはもっと長くならなければいけないんでしょうか?
しかしそこまでの生育具合は素晴らしく、10cm位まで育つと、そこからは1日5cm位伸びて一気に大きくなります。
味の方は、アバシゴーヤより苦みが少ない様で、癖もなく食べやすいと思います。
やはり取れたては、火を通してもシャキシャキ感がはっきり残り一味違うようです。
この大長れいしの方は、続々と実が付いてきて、この先も1日1〜2本は収穫できそうです。
しかし、アバシゴーヤの生育はあまり良くなく、今までに収穫できたのは1本だけ、それも15cmどまりでした。
今現在出来ている実も4,5本しかありませんので、これから先もあまり期待はできそうにありません。
トマトの方は、非常に順調に育っているみたいで、ご覧の様に何房も実を付けています。これより下についた実は、すでに赤く熟れ、今までに20個以上収穫しています。
今年はトマトにはほとんど水やりをしていないのですが、これだけうまく育つという事は、この方法に間違いはなかったという事なんでしょうね。 |