麻瀬憧庵                                 


2019年5月


 2019年5月3日
欠陥LEDバルブ

 先々月から続いている車の改造、今回はヘッドライトのハロゲンバルブをLEDチップ方式の物に変更してみました。






 元々、純正バルブの黄色気味の光が嫌いで市販品の白色バルブに交換してあったのですが、パッケージに書かれていたのとは大違いで光量が足りず、歩道側が暗くてちょっと運転に不安が生じるほどだったのでネットで探してみました。

購入したのはこの商品。

アマゾンで売ってた中華製LEDバルブ。
日本語で書かれた取説もちゃんと入っていました(文章微妙に変ですけど)。

他社の製品が8,000〜10,000ルーメンという中、12,000ルーメンと断トツの明るさ。

但し、この12,000ルーメンというのがどの位の明るさなのかは全く想像できていませんでしたが。

消費電力もLEDバルブとしては規格外の60W(左右で120W)。
これなら宣伝通りの明るさは間違いないかなと思い購入。

この製品の特徴は、他の物がロービーム用、ハイビーム用の前後2面にチップが取り付けられているのに対し、菱形断面の4面にそれぞれ2面づつローとハイ用のチップが取り付けられている事です。

画像3枚目の左側がロービーム用チップ、右側がハイビーム用チップです。

点灯時相当な熱を発するので、根元にはちょっと大きめな排熱用ファンが備えられ、温度により回転速度も制御されているようです。
 早速交換作業に入りました。 ハロゲンバルブの交換と同じ要領なので簡単なんですが、こちらの根元には大きな冷却用ファンが付いているので、このままでは防塵フードが取り付けられません。
一旦、ライトハウジングに取り付けるための台座を本体から取り外し、先にハウジングにセットしておき、それから防塵フードをかぶせ、センターの穴に本体を差し込み右に45度位捻る様にして固定します。

コネクターを接続して点灯。

  
ハロゲンバルブ右            LED交換直後            ライトレベル調整で最下方にした時

明るさは文句なしなんですが、ハロゲンから交換直後の画像でおわかりの様に照射範囲がものすごく上に広がっていて、これでは対向車の運転席まで照らしてしまいます。
又、カットラインもハロゲンほどはっきり現れず、画像では分からないのですが、実際には漏れ光も半端なく、カットラインの上側もかなり明るく照らされています。
車のライトレベル調整機能で最下方を照らす様にしても、まだハロゲンバルブよりも上方を照らしてしまいます。

この状態のままで家の周りを1周したのですが、なんかハイビームで走っているような明るさで、左側を歩いてくる歩行者の顔まで分かる位上方まで照射しているような状態で、このままではとても使える代物ではありません。

普通の方の場合は、この時点で返品した方がよろしいのではないかと思うのですが、私の場合、この様な物を見るとかえって燃えて来る性分で、自分の手で何とかして使える物にしたいという欲求がふつふつと沸いて来てしまいます。

と言う訳で、早速改造に入る為これら欠点の原因を探る事にしました。


まず、周囲への漏れ光が多い原因としてあげられるのが、4面にチップが付けられているということでしょう。

この為、ロービームの光が約270度の範囲に放射され、下側のハイビーム用のリフレクターに向かった光が、そこで上側への光となって反射されるので、カットラインより上を照らしてしまうのだと思います。

更に、ハロゲンバルブは直径が太く、直接ヘッドライトのガラス部分へ光が漏れないよう、頭の遮蔽部の面積が広く設計されているのに比べ、本体が細く、頭の遮蔽部の面積も小さいので、チップから斜め前方に向かう光がそのままガラス部分を透過してしまい周囲全部を照らしてしまうのでしょう。
又、カットラインがハロゲンバルブよりずっと上に位置するのは、LEDチップの取り付け位置が、ハロゲンのロービームフィラメントより根元側に位置しているからだと思われます。
この為、ロービーム用のリフレクターへの入射角が小さくなり、反射角も小さくなる為上に向かって射出されてしまうのでしょう。

これらの構造上の欠陥を克服する為にいくつかの改造を試みました。

まず漏れ光を防ぐ為に、色温度変更に使用する付属のアクリル製円筒を利用し、チップの光の放射方向を制限する為、ガムテープを遮蔽物として貼り付けました。

次にチップの位置をハロゲンバルブに近付ける為、ライトハウジングに取り付けるための台座の首をカットしてみました。

  
台座首カット・チップ最前方     チップ最前方時カットライン      調整後・チップ3〜4mm前へ移動

 首をカットしてからチップ位置を比較したところ、ちょっと前方へ行きすぎているようでしたが、とりあえずこの状態で取り付けて点灯してみました。
やはり思った通り、カットラインが下に位置しすぎています。 
ライトレベル調整機能を最上方にしてこれですから、これでは使えません。
という事で再調整。 首をカットする前の状態より3〜4mm前方へ出る位の位置で固定してみました。

  
調整後運転席側カットライン     左右点灯時カットライン       ハロゲンバルブ左右点灯時

 照射方向はかなりいい調子ですね。 これなら調整機能でほんの僅か下向きにしてあげればハロゲンとほとんど同じ様に使えそうです。
相変わらず漏れ光は多めでカットラインもあやふやですが、これなら対向車や歩行者に迷惑を掛ける事もなさそうです。
これらの改造をした後も明るさは十分で、感覚としては今までのハロゲンの2〜3倍の明るさです。

何とか使えるように出来たのですが、台座の首をカットしたのでこのままでは本体を台座にロックする事が出来ず、結局接着剤で固定してしまった為防塵フードを付ける事が出来なくなってしまったので、隙間をガムテープで覆う事にしました。

 アマゾンのレビューでは車検に通ったという物もあったんですが、ちょっと信じられないですね。
これだけ漏れ光が多いと光軸調整をちゃんとしてもカットラインはくっきりとは出ないでしょうし、ハイビーム時には広範囲に光が拡散し前方奥の明るさが足りない様な感じでしたからから今の車検には通らないと思います。

ヘッドライトバルブを交換後、前から黄色くて気になっていたスモール(ポジション)ランプもLEDに交換する事にしました。
 右がLEDバルブ。 10個入りパックで約1,400円也。因みに売れ筋
No.1の製品でした。
左が元々付いていたハロゲンバルブ。
今回、室内照明とナンバープレート用照明も同じ形式のものだったので都合4個交換。
全長もほとんど同じで問題なく装着できました。


 ついでにバックランプもLED化。
こちらはお値段約1,000円也(2個で)。

テールランプユニットは2個のボルトで固定されているだけなので簡単に脱着出来ます。
1番下のアダプターを捻り出して、電球をLEDに変えてセットし直し、ユニットを元に戻しボルトで留めて終了。 非常に簡単。

点灯させたところかなり明るさを増したようです。雨の日のバックもこれで安心。

  

 2019年5月4日
ひょう? あられ?

 本日午後3時少し前に何やら雲行きがおかしくなり、ゴロゴロと遠くで雷が鳴っている音が聴こえるなぁと思っていたらバチンバチンとすごい音がし始めたので、慌ててベランダに出て見ると白い氷の塊が激しく降り注いでいました。

これは「ひょう?」、「あられ?」と思いながら慌ててビデオを取りに行きました。
後から調べたら、直径が5mm以下は「あられ」、以上を「ひょう」 と呼ぶそうです。
今日のは「ひょう」と呼べる物も相当混じっていましたね。

一旦、雨に変わりましたが、その後又あられに変わり、結局雷雲が通り過ぎるまで20分以上降っていました。
これだけ見たのは人生初ですね。

でも良かったぁ〜!! 先週ベランダ菜園用の苗を買って来たんですが、昨日植えるか迷った末、もう1週間土を寝かせてからにしようと中止にしたところでした。 植えていたらヤバかった。



  2019年5月13日
植え替え

 そろそろ土の状態もよろしいかと、先月末に買ってきておいた各種苗をプランターに植え替えました。



胡瓜(夏すずみ)


茄子(千両)


枝豆
まずは穴を深めに掘り、元肥として化成肥料を適量入れ土をかぶせ、その上に苗を植えて行きます。

毎年それなりに出来ている胡瓜は、例年と同じ「夏すずみ」ともう1種。
今年はどちらも連作と病気に強いと言われる接ぎ木苗を選びました。

茄子は今まで1度も成功した事がないのですが、今年もトライしてみる事にしました。

去年、完敗した落花生と枝豆、今年は枝豆だけにしてみましたが果してうまくいくのでしょうか?

他には、例年通りゴーヤー2種とミニトマト1株。

買ってきてから2週間も経過してしまったので、どれもかなり育ってしまっていたんですが、萎れ気味だったリ葉っぱが欠けてしまっていたり穴があいていたり、非常に状態が悪いものばかりで、果してうまく根付いてくれるのでしょうか?
心配です。

    
アバシゴーヤー       沖縄中長ゴーヤー    ミニトマト

 2019年5月24日
生育中

 プランターに植え替えた苗、どれもうまく根付いてくれたみたいで、順調に育っているようです。
 
アバシゴーヤー    沖縄中長ゴーヤー

 
茄子          胡瓜(夏すずみ)

 トマト
 ゴーヤーは2種類とも例年と変わらずという感じで育っています。  
植え替えた時にすでにかなり大きくなっていたので、その時に1回目の摘芯をしてしまったのですが別に問題なかったようです。  


今まで1回も成功した事のない茄子も今回は順調に育ってくれているみたいです。

胡瓜も2種類とも順調で、両方とも下部に花が咲いていて、夏すずみの方は育ち始めた実が付いています。


トマトは植え替えた時にすでに小さい花が咲いていたのですが、それが実になっています。 そして上部にも新たな花が咲いています。

去年、全く成長しなかった枝豆も、今年は上手く育ってくれているようで、実もたくさんつけてくれそうな予感がします。

このままうまく育ってくれるといいのですが。

果して ・ ・ ・

 枝豆

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