オーディオ雑記帳その3
測定環境を手に入れてからここまで、新しい機材を導入しセッティングする際、まずは周波数特性を測定し、状態を目で見ながら調整し、その後実際の音を聴きながら細部を弄るという様な事をずっと続けてきたのですが、それにより自分の身体の秘密について知ってしまいました
これは、ズ〜ッと以前から薄々感じていた事なのですが、目の前にはっきりした事実として突き付けられてしまいました。
その事実とは、・ ・ ・
私の耳の感度は左右で違う!!
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左の周波数特性図、実際に試聴を重ねてセンターをほぼ正確に出し、音の表情も同じように調整した後、左右完全同距離で測定した物なのですが、明らかに左右でレベルが違うんですよね。 R.chの方が2dB位も高いでしょうか。 つまり、右耳の方が聴こえが悪いという事なんですね。
昔からオーディオの音を正確に分析しようと試みる時は左耳で聴く感じはあったんですが、論理を司るのは左脳で、芸術関連は右脳だから音楽は左耳で聴いているのではないだろうかと思っていたのですが、どうも勘違いのようです。
ただ単に右耳の感度が悪かっただけのようです。 |
他の人はどうなんでしょうねぇ。 私が特異なんでしょうか。 それともみんなこの様に左右差があるのしょうか。
こうなると、他の人のオーディオを聴いたり、あるいは他の人に聴かせたりした場合、正しい判断を下せない、下してもらえない、という事になりますねぇ。
耳が感じられる周波数特性は、歳の差や個人差等がありますし、脳の感受性も経験の差等により相当な開きがありますが、その上、左右の耳の感度差も個々人により違いがあるとしたら、自分のオーディオセット以外の音の評価は全く無意味になってしまいますね。
そうすると、この様な周波数特性図を残すという作業は、色々なセットを比較評価する上でとっても大事な事になるのかも知れません。
結局、結論として言えるのは、
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オーディオって、超・超・超個人的な趣味だぁ〜!!