麻瀬憧庵                                 


2014年2月


 2014年2月8日
♪ゆ〜き〜は〜ふる〜♪

 ♪ お客はっ・こない〜 ♪     古〜い歌を思い出してしまいました。

只今大雪。 20年ぶりかもといわれる予報が出されていますが、すでに当店の周りは大変な事になっています。
   現在午後3時過ぎ
道路は真っ白。
駐車場もご覧の通り

これではお車のお客さまもいらっしゃらな
いでしょうねぇ〜
明日の未明まで降り続くとの予報が出てるみたいですので、明日朝はとんでもない状態になっているでしょうね。
凍っていると雪かきもままならないし、大変心配です。

 さて、雪といえばウインタースポーツ。 いよいよソチオリンピックが始まりました。
開会式に先立って、一部競技の予選が始まったようですが、モーグル女子の予選で上村愛子が7位で通過し、決勝ラウンドへ進みました。

 日本時間明日(9日)3時から始まる決勝ラウンドでは、1本目で12位以内、2本目で6位以内、そして最後、最終順位の決定と、3本滑らないとならない訳ですが、今度のコースはバーンも硬くこぶも不規則で相当ハードらしいので、34歳の彼女には大変難しい決勝ラウンドになるでしょうが、悲願のメダルを目指して頑張って頂きたいと思います。

 明日はスキージャンプノーマルヒル予選に葛西紀明も登場しますから、二人のベテランに頑張ってもらって、日本選手団の起爆剤になってほしい物です。

2014年2月9日
残念。 また4位。

 ソチ五輪、女子モーグル決勝。 上村愛子は素晴らしい滑りを見せてくれましたがわずかに届かず、前回バンクーバー五輪と同じ4位に終わりました。

 決勝ラウンド2回目で、ぎりぎり6人の中に残りましたが、結局この順位がメダルに届かなかった大きな要因となりましたね。
やはり第1滑走者には採点は抑え気味にならざるを得ず、後ろに行く毎に得点は上がっていく傾向が顕著ですから。
デュフォー ラポイント姉妹に立て続けに高得点を出されたおかげで、ジャッジの頭の中の上村の滑りのイメージは完全に取り除かれ、結果、最後のハナ・カーニーのミスが見られた滑りにも高得点が出てしまいましたね。

それにしても素晴らしい滑りで、今まで見た中で最高の滑りをこのオリンピックの大舞台で披露してくれました。

 ただ残念なのは、ここ数年のうちにターンに要求される要素が激しく変わってしまい、数年前まで最高の滑りとされていた上村愛子得意のカービング・ターンが、現在ではあまり評価されず、ターンの基準ポイントが低く設定されているという事でしょう。

 実際、他の選手のターンは、上村の様なエッジではなく滑走面で雪をとらえスピードをコントロールする様な、一昔前の滑りに近いのですが、それがものすごく洗練されていて、雪面からスキーが離れないように見受けられましたが、上村のスキーはこぶの中を飛んでいるように見受けられる瞬間が多くありました。この点でターンポイントが1〜2点低く出ていたみたいですね。

 しかし、あのコース、あの硬いバーンをあの速度でまるで落ちる様に滑走する中で、あの姿勢を保つのは並みの筋力では不可能です。
34歳の彼女が、決勝ラウンドで3本、それもしり上がりに調子を上げ、最後、スーパー・ファイナルで、人生最高の滑りを見せてくれるとは。
全盛期の彼女より体の強さ、特に体幹の強さを感じましたが、この1年どれ程の努力をしたのか想像もつきませんね。 う〜ん、だからこそメダルを取らせてやりたかった。

 終了後のインタビューでは、潔いコメントと、とても清々しい表情で彼女の人柄が窺い知れ、何とも言えない感動を更に味わえました。

とにかく、今は「長い間お疲れ様」 という意外ありません。 
そして、この先いつかは後進の育成に力を発揮してほしいと思います。

  2014年2月17日
やった!! 葛西。

 ジャンプラージヒルで葛西紀明が銀メダルを獲得しましたね。
ノーマルヒルで腰を痛めたとの報道がありましたから、難しいのではないかと思っていましたが、ものともせず結果を出してしまいました。

 それにしても、41歳という年齢でいまだに肉体的にも若い頃の状態を維持し、技術的には更に進化しているとの事ですから、どれほど不断の努力を積み重ねているのか想像もできません。

 トップの選手より飛距離では上回っていたのですが、ランディングで入れるテレマークのほんの少しの差と、ウインド・ファクター点で及ばず、悲願の金メダルには届きませんでしたね。
 金メダル確実と言われたジャンプ女子の高梨沙羅もメダルを逃してしまいましたが、彼女もテレマークを入れる事が出来ずに飛形点で後れを取った事が勝敗の分かれ目になりました。
世界の頂点に立つには、ほんの僅かのミスも許されない。
全ての事を完璧にやらなくては手に入れる事が出来ない、だからこそ価値がある金メダルなんでしょう。

 しかし、同時に飛んだ日本選手の点数を合計すると他国より相当上回っていますので、団体戦での金メダルが狙える位置にいる事は間違いありません。全選手このままの状態を維持して、持っている力を全て出し、表彰台のてっぺんに4人で上がってほしい物です。

2014年2月20日
かっ、カンドウ〜!!

 ソチ五輪、ジャンプ団体で日本チームが3位に入りましたね。
4人のメンバーが2本づつ飛んだ都合8本のジャンプは全てK点越え、というハイレベルな戦いの末もぎとった堂々の銅メダルです。

 しかし、本当の感動は、競技後のインタビューで明かされた、日本選手それぞれの状況を知ってから訪れました。
何と、竹内選手が難病を患っていて、現在、薬でその症状を抑えているとのことでした。おでこには吹き出物が激しく出ていましたから、相当強い薬なのでしょう。 その上1月には入院していた為、筋力の衰えは計り知れず、その中で2本のジャンプを揃えてきたのは驚異的な事です。

 ランディングでテレマークを入れられず、飛距離の割には得点が低かったのは、もうそのような姿勢を取るだけの筋力が備わっていなかったのですね。

 伊藤選手の膝の痛みも相当だったみたいで、最後のジャンプ降りて来た時には崩れるように座り込んでしまい、起き上がるのに相当辛そうにしていましたから。

 彼らの状態を知っていた葛西選手が、彼らにもメダルを取らせてやりたいと願い、それが叶った時に泣いていました。
自分の銀メダルの時には笑顔でいた彼が、涙が止まらなくなってしまった姿にまた感動!!

 そして昨日、またまた凄い事が!!
スノーボード女子のパラレル大回転で、竹内智香選手が銀メダルを獲得しました。
今大会最初の日本人女性メダリストであり、女子スノーボード史上初の五輪メダリストとなりました。

これがどんなに凄い事かというと、この純粋に速さだけを競うアルペン種目におけるメダルは、1956年のスキー回転で2位になった猪谷千春以来の事だという事実からわかりますね。

 ハーフパイプ等の、筋力や体力よりも技術の占める割合の高い競技では日本人も十分戦える訳なのですが、アルペン種目ではアジア人ではまず勝てない、というのが衆目の一致するところ。
男子でも、アルペンでなんとか戦えるのは、体力より技術力の要求されるスキー回転のみ。スピードの上がる大回転以上の競技では選手を派遣できない状態です。

ここで堂々の銀メダル。現在の世界ランクは2位で、ランク1位の選手が金メダルでしたけど、決勝まで危なげなく勝ち進んできた事は、体力面でも遜色ないところまで鍛え上げられた証でしょうし、実際滑りを見ていても、体幹の強さは半端なく、日本人女性の滑りとはとても思えない物でした。

 この先、パラレル回転にも出るみたいですので期待が更に膨らみますね。但し大回転より得意じゃないみたいですけど。

いや〜、今回のオリンピックはかなり面白いですねぇ〜。

今までお家芸と言われていた競技ではあまり良い成績を残せていないみたいですが、スノボ・ハーフパイプやこのパラレル大回転等、若い力の台頭により初メダルを獲得した競技が出て来ましたし、ノルディック複合やジャンプみたいに復活を果たした競技等、この先のウインタースポーツ人気に火が付きそうな気配が感じられますね。

ほんっと〜・スキー面白いから〜!!  皆さんも是非、やってみましょうよ〜!!

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