麻瀬憧庵                                 


2016年2月


 2016年2月18日
スポーツは科学・・・なんだな、やっぱり。

 今月に入り、定休日に2週続けてスキーに行ってきました。 何と9年ぶり。
歳も歳だし、筋力もガタ落ちだし、何しろ久しぶりですので、1本目滑り始める前はちょっとドキドキ。
果たしてイメージそのまま体が動くのか、実際のスピードに頭の中のスピード感はシンクロするのか、なにしろ自営業者、怪我する訳にはまいりません。

意を決して滑り始めてみると ・ ・ ・ アラァ〜!? 何なんでしょうこの滑り。 9年前と全く変わらぬ良い感じ。
いえいえ、2本目滑ってる最中に確信しました。 昔よりうまくなってる〜!!!

 この9年間、頭の中ではしょっちゅうスキーの事を考えていました。 特に、よりターンを洗練させる為に必要な技術的な事、頭の中に浮かべるべきイメージ、そのイメージと連動した体の各部分の使い方、意識を集中させるべき筋肉の部位等。
特に去年の9月頃、今シーズンの再開を決めて以降は、実際の筋力トレーニングと並行してイメージと体の各部の使い方をシンクロさせる様、暇を見ては厨房内で体を動かしていました。 これらの事が実を結んだようです。

よりターンを洗練させる為には、より長い時間スキーに圧力をかけ続けなければなりません。
一般的に行われる荷重動作からの伸身抜重の場合、浮き上った体が反対側のスキーに荷重し始めるまでにスキーが雪面をとらえていない時間が存在し、この空白の時間はスキーをコントロールしきれていない時間となってしまいます。

従いまして、ターンを洗練させる為には、より長いエッジング時間を作り出せるよう、この切り替え動作の見直しをしなければなりません。
そこで行われているのが、加圧動作と言われる、足を伸ばしながらスキーを踏みつける様に雪面に押し付けてやる操作方法で、この方法ですと、ほんの少しの抱え込み動作により抜重は完了し、左右スキーへの切り替え動作は瞬時に行われます。
その結果、ショートターンにおきましても、半円を連続して描いていく様な綺麗なターンが出来る事になります。
この技術は、コブ斜面を滑る時には必要不可欠な技術ですので完璧に身につけたいものです。

結局、9年のブランク中にこの加圧、抱え込み抜重の動作を昔より正確に行えるようにイメージ、動作共向上出来た事が、久しぶりのスキーにもかかわらず上手くなっていると実感させられた原因なのでしょう。

9年の中断がうそのように最高に楽しい時間を過ごせました。 やっぱスキーは最高だ!!
とりあえずは明日、3連チャンだ。

  2016年2月20日
ワッツ・ディス???

 今日、うちの奴が見た事も無い物体を私の目の前に差し出しました。

斜め上から見たところ

斜め横から見たところ

一つの蕾はこんな感じ
 一瞬ギョッとしたのですが、あまりの造形の見事さにまじまじと見惚れてしまいました。

『これ、何ですか〜?』 と聞くと、『ロマネスコ』との答えが返って来ました。

商店会の長坂園芸で昨日買ってきたそうです。

何でもブロッコリーとカリフラワーの中間の様な野菜だそうで、姿はブロッコリーに近く、性質はカリフラワーのようだそうです。

                     参考:ウィキペディア

 それにしても見事なデザインですね。
らせん状の突起が集まって一つの蕾になり、その蕾が又らせん状に並んで大きな一つの実になっているみたいですね。

小さくバラして、茹でて食べるのが一般的見たいです。
ブロッコリーやカリフラワーより歯ごたえがあり、香りや味はもっと淡白でとても食べやすかったです。
私、ブロッコリーやカリフラワーはチョット生臭く感じて好きでないのですが、これは全然平気、結構いけましたね。

寒い時期にしか収穫できないようで、もう残りあとわずかだそうですので、興味を持たれた方は是非食して下さい。


長坂園芸はこちら




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